ホント、全然違う人になっちゃう。 眉毛は半分だし、目は半開きだし。 ツケマが取れたら多分、優輝はあたしが誰か分かんなくなっちゃうはず。 って、それは言いすぎかもしれないけど、とにかく別人になるのは間違いない。 女は化粧でかなり化けるんだから。 「今度見せろよ?」 そう言って笑う優輝の笑顔があまりにも眩しくて。 どうしよう……。 好きで好きでたまらない。 こんな気持ち、初めてだよ。 「スッピンだけは絶対無理!!」 あたしは照れくささを隠すためにプイッと優輝から顔をそらした。