確かにお母さんの言うとおりもう機械の中にピンクのリボンをつけたクマはいない。 あたしが取ってもらったので最後だったんだ……。 「ママ~!!ピンクがいいよ~!!ピンクじゃなきゃダメ~!!」 「無いものは無いのよ。我慢しなさい!!」 「やだぁ~!!!」 「……――どうしてそんなワガママ言うの!?いい加減にしなさい!!」 お母さんの顔にも次第に苛立ちの色が浮かんでいく。