「お嬢様、お目覚めの時間です。」 朝、あたしはこの執事の一言で起きる。 「お嬢様、起きていないのですか?」 あたしは今、狸寝入りをしている。 この執事、夕佐(ユサ)は意地悪で腹黒の執事だ。 「学校に遅刻してもよろしいのですか?」 うるさい… 執事で話し方はいいんだけど…。 あたしは絶対に認めたくない…。 「起きないのなら… キス、しますよ?」 すぐ上から夕佐の声が聞こえた。 あたしはその瞬間バッと目を開けた。