「看護師になっても、そんなこと言う奴ってお前ぐらいじゃね?」 「そーかな?だって嫌いなものは、嫌いなんだもん」 彼方はクスクス笑うと、 「まぁ、いいんじゃね?嫌がる患者さんの気持ちがよくわかるし」 「それは、私の特権だよ」 など、色々話してると、点滴が終わった。 「さっ。家に帰るか」