「僕を……猫にして下さい」 僕はルイナ様に 頭を下げた …猫になって 庵のところに 行かなきゃ 「浬音‥目を閉じなさい。次に目覚めた時には、猫になっているわ」 「はい」 「短い間だったけれど‥浬音、貴方といれて楽しかったわ」 僕にルイナ様は 微笑んだ 僕は言われた通りに 目を閉じる