玖音は


フッと笑う



「…アイツより……強くなったな」


「…ふふっ。そうだと、いいな」



玖音はまた


敵の元へ


走って行った



僕は


起き上がろうとしている敵に


近づいていく



「……いい加減、寝てよ」


『っあ!!?』



殴りかかってきた敵の首に


小さな針を刺す



プスッ

『っぅ‥!!!』



ガクンッと


敵が崩れ落ちる



「…おやすみ」



針には


超強力な睡眠薬が


ベッタリと…



「……後、2本」



使う時を


間違えないように


しないとねっ