僕は


ふらつきながらも


向かってくる敵に


更に攻撃をする



が……


「わっ‥!!?」



ツルッと


足が滑って


尻餅をついた



ヤバいと思い


敵に視線を向けると…


避けきれない‥っ



僕は目をつむった



「リオンっ!!!」



バキッ!!!

『がはっ‥!!』



声と共に


敵が倒れる音が


僕の耳に入った



ゆっくりと


目を開けると‥そこには


玖音が立っていた



「玖音‥」


「大丈夫か。気をつけろ」



玖音はグイッと


僕を引っ張った