僕等は野良猫






『幸せなんて……自分で手に入れる事だろうが。元人間』



ゼロ様は


鎌を振り下ろした



だけど、


3人に変化は無くて…


ただ……


キラキラと輝くモノだけが


ゼロ様の鎌に


吸収されていた



『……ルイナからの伝言だ‥』



ゼロ様はダルそうに


鎌を消すと


口を開いた



『「強く願いなさい」』


「え‥」


『この言葉をどう解釈するかは、お前次第だ。好きなように…解釈しろ』



そう言うと


ゼロ様はスーッと


消えていった



さっきまで感じていた


黒々しい空気は


欠片もなく感じなくなった‥