柏は小さく 咳払いをすした 「えー。まず、翆羽と珊檎、黒猫の半数は正面突破で攻撃。銀竜は後方から隙をつく」 今 言われたメンバーは 頷きながら 話を聞いていた 「風月は周りの敵の排除に専念。風樺は援護、残りの黒猫の半数は、救護に回れ」 柏は紙をまた ポケットに 入れると ニヤッと笑った