「俺は黒猫の総長、眞那菟といいます。隣にいるのは幹部です」



眞那菟は


そういうと


幹部に目をやった



「そんなかしこまらんで、ええよ」



柏は


苦笑いしながら


眞那菟に近づいた



「眞那菟かぁ、ええ名前やな」


「…‥ありがとうございます‥」


「かわええなぁ!」



柏は


眞那菟の頭を


ガシガシっと撫でた




黒猫の幹部は


ポッカーンっと


口を開けていた