だいクンが


仲間になってから


早3日…‥



意外に


馴染みつつある


だいクン



「オッサン!!」


「誰がオッサンじゃ!?」



…毎日のように


このやりとりをしてる




みんな雫さんには


頭が上がらないようで‥


顔を引きつらせながら


大人しくしている





「かわいーなー、お前はっ」



もちろん…‥


僕もね…



「にゃ、にゃぁ‥」


「大人しくて、いー子だなぁ!」


「ぅにゃっ」



雫さんは…


激しい‥



ほっぺたを


僕の顔に


グリグリと


擦り付けてくる…‥



「あ…あの」


「あ?なに、庵」


「…そろそろ、音を返して下さい‥」



雫さんは


庵をギロッと


睨みつけた



でも直ぐに


僕を庵に


差し出した



「わかったよ。仕方ないから返してやるよ」


「どーも‥」



庵は


苦笑いしながら


入り口付近にある


ソファーに座った



「…マジ、こわっ」


「…雫さん…‥激しい‥」



気づけば僕等は


2人そろって


溜め息をついていた