練習の帰り道、話題は、
今日の友理の事になった。
梨沙が、
「今日は、どうしたの?
びっくりしたじゃん」
「うん、まあ、ちょっと」
雅美も、
「私も、びっくりしたよ。
あれ、普通じゃ、なかったもん」
皆も、口々に、
「あんなユリ、初めて見た」
「どうしたの?」
「何があったの?」
と、友理を心配した。
すると、佐紀が割って入って、
「まあ、いいじゃないの。
いろいろ、あるんだから」
「サキは、何か、知ってんの?」
「いや、知らないよ。でもそれは、
ユリが話したいと思った時に、
聞けばいいんじゃない?」
「そうですわね。
その時は、相談に乗りますわよ」
「うん、ありがとさん」
佐紀が突然、声を張り上げて、
「そうだ、明日の日曜日、みんなで、
どこか、行かない?」
「おっ、いいじゃん。行こっ、行こっ」
「明日は、午前の練習だから、
昼から、バァーっとね」
「どこ、行く?」
「カラオケは、見つかると
停学だかんね」
「だよねぇ」
「どこに、しよっか」

