第3クォーターが、始まった。
変なエリート意識を持っていると、
そのプライドが崩れた時、
全てが、上手く行かなくなってくる。
今の双海が、それだった。
何をやっても、全部、裏目に出た。
そして、甲陽のディフェンスが、
それに拍車をかけた。
このディフェンスは、
ハーフ・コートのプレスに近いもので、
何度も、双海のミスを誘った。
点差は、離れる一方だった。
18点差になった時、たまりかねて、
双海が、タイムアウトを取る。
オフィシャルのブザーが鳴り、
審判が、笛を吹く。
「チャージド・タイム・アウト」

