「お義母さんの容態が急変して… 危険な状態……だって…」 「……っ!?」 わしは 悪い夢でも見てるのかと思った。 どうして? 春江はさっきまで あんなに元気だったじゃないか… わしはすぐさま病院に向かった。 病院へ向かう車の中でも まだ信じることができなかった。 病院に行けば、 春江はまた 元気に笑顔を見せてくれるはずだ きっとそうだ わしはそう信じるしかなかった。 だが、 春江は待っていてはくれんかった。 ・