「買い物でも行くか…。」



どうせここにいたって無駄に時間が過ぎるだけだ。



そう思って、車の鍵を持ちつつ下へ向かう。


そして、下に誰かがいる事に気づく。



格好からして、女子。



……どうやら愛希じゃないようだ。

…って事は…。



「雪葉ちゃん?」