「片付け終わったんなら、飾ってもいい?」

愛希が輪っかを見ながら俺に聞く。




「いいよ。」


「んじゃ行って来る。」


一人で行こうとする愛希に向かって湊が提案する。



「いや、みんなで行って準備本格的に始めようぜ。」



「そうだね。」

湊の意見に賛成して、みんなで愛希の部屋を出た。


「喜んでくれるといいねっ♪」

和泉の無邪気な声。




「そうだな。」