いつか昔の恋の唄―Last message―(仮)



「まぁ言われちゃったんなら仕方ないか。

帰ろっ!」




ベットから雪葉は元気よく飛び降りるが、着地に失敗してふらつく。


それを、ギリギリ転ぶか転ばないかの所で俺が肩を抑えた。




「わ、ごめんっ!重かった…?よね。」

雪葉が慌てながらそう言うから、


「いや、全然大丈夫だよ。」

と、言った。






でも、実際は凄く軽くて、




……食ってんのかな、飯。



そんな風に、心配になった。