「いやーこれは想像していた以上ですなぁ。」

和泉が笑いながら言う。



「呑気なこと言ってるなアホ。」

湊がすかさずつっこむ。



愛希が持ってきたマスクを付けたからいいものの、さっきは散々だった。


話すこともままならなかった位だ。



「さっさと始めようぜ。」




このままじゃ日が暮れる。


「そうだね…。」