野に咲く一輪の花の如く


「未来ちゃん」



ドキッ

後ろから副店長の声がして、ビックリして振り返った。



副店長は戻って行って、ここには居ないと思っていた。



あっ、どうしよう……きっと話を聞いていて、内容がなんとなく分かったと思う。



「未来ちゃん……しばらくこっちの事は気にしなくていいから、自分のやらなくちゃいけない事を優先するんだ」

副店長が真面目な表情で言った。