「そう言えば、あんた仕事は?」 「出勤したんだけど、しばらくは営業できる状況じゃないから、連絡が来るまで自宅待機だって」 「アパートの方は?」 「お店から一度帰ったけど、建物が歪んでドアが開かなくなってたから、しばらくこっちに居るから」 「だったら、自分の部屋の片付けして寝床の確保しておきなさいよ」 お母さんはそう言うと、また片付けを再開した。