野に咲く一輪の花の如く


『しばらく、ってどの位なんだろうね?』

『お店、潰れたりしないよね?』



みんな、そんな内容の話をしていた。



「では、私物を取りに中に入りたい人は、従業員出入口へ来て下さい。

それ以外の人は自宅も大変だと思うので、今日はこれで解散します。

お疲れ様でした」



店長の言葉でみんなが挨拶をして、それぞれが散って行った。



「店長!」

私はその場に残っていた店長に、声を掛けた。