まず身分の違いで好きになっちゃいけない相手だってことはわかってる。
善は大きな会社の跡取りだし、S科だし…。
だけどあたし、あの抱きしめられた感覚がまだ残ってるんだよ…。
「マック!!」
「あん?」
「ちょっと来て!!」
呼び出したマックと向かい合った。
善に身長と体格が似てる。
そして顔も一級品だ。
「あたしを抱きしめてほしいの」
「はぁ!?俺、女いるんだけど…」
「わかってる!!彼女には悪いと思うけど一瞬だけでいいから!!男友達だと思って!!」
「理由は?」
「善を…好きになったかどうか確かめたいから…」
「ははっ!!わかった」
マックがあたしを抱きしめた。
ドキドキは…やっぱりしない…。
むしろ…。
「気持ち悪っ…」
「人に頼んだ分際でよくもそんなひどいこと言えんな…」
「どうしよう…。あたし…善のこと好きになってしまったかも…」
「俺は賛成だけど。応援してやるよ」
初めてした恋というもの。
それは善を考えただけで心臓が暴れ出すらしい。
善は大きな会社の跡取りだし、S科だし…。
だけどあたし、あの抱きしめられた感覚がまだ残ってるんだよ…。
「マック!!」
「あん?」
「ちょっと来て!!」
呼び出したマックと向かい合った。
善に身長と体格が似てる。
そして顔も一級品だ。
「あたしを抱きしめてほしいの」
「はぁ!?俺、女いるんだけど…」
「わかってる!!彼女には悪いと思うけど一瞬だけでいいから!!男友達だと思って!!」
「理由は?」
「善を…好きになったかどうか確かめたいから…」
「ははっ!!わかった」
マックがあたしを抱きしめた。
ドキドキは…やっぱりしない…。
むしろ…。
「気持ち悪っ…」
「人に頼んだ分際でよくもそんなひどいこと言えんな…」
「どうしよう…。あたし…善のこと好きになってしまったかも…」
「俺は賛成だけど。応援してやるよ」
初めてした恋というもの。
それは善を考えただけで心臓が暴れ出すらしい。