【続編】長男のカゴ

珍しい…。



まぁ、元は俺のケータイなんだけど。



今は怜が基本料金の範囲内で使ってるくらい。



「ヒマなのか?」

「うん、テレビつまんないし。善の家いたから、ここは静かすぎるね」

「じゃあ俺と遊ぼうか」

「んなぁ!?」



怜を引きずって連れてきた布団。



なんかエロ~い。



「いっぱい仲良くしよっか」

「な、仲良くって?」

「裸の付き合い」

「まだ…早くない…?」



時間はたっぷりある方がいい。



隅々まで愛してあげるよ。



「好き?」

「好き…だよ…?」

「俺も好き~」

「電気消して?」

「ヤダね。全部見る」

「恥ずかしい!!」



無駄な抵抗はやめとけ。



力じゃ俺には勝てないから。



それにしてもこのシルク浴衣いいな…。



キレイな怜の肌を滑って…余計ムラムラが…。



「怜のこと、ちゃんと大事にする」

「うん…」

「俺と…ずっと一緒にいよう?」

「プロポーズみたい…。善、大好き…」



俺、メロメロになっちゃったじゃん…。