ふたりで牛丼食って、その後に街をぶらぶらして。



立ち寄ったゲーセンで怜に小さいぬいぐるみを取った。



「かなり遊んだな」

「帰ろうか」

「今日は帰んない」

「どっか泊まるつもり?」

「だって家だと怜が拒否るし…。学園帰ったら時間ねぇじゃん…」



たまにはふたりでゆっくりしたっていいだろ。



俺は怜に触りまくりたい。



「ラブホ…とかってヤツ…?」

「ん、そうそう」

「恥ずかしい…ね…。って、帰らなくて怒られない!?」

「連絡入れとけば」

「そっか、そっか…」

「ふたりになりてぇ」

「あっ、はい…」



そんな恥ずかしそうな顔、俺にしか見せちゃダメだから!!



超カワイイ~…。



これ、マジで野放しにできねぇよ…。



向かったのは前に山田が招待券をくれた新しいラブホ。



なんか招待券を使うのは恥ずかしいので使いませんが。



「すごくない?」

「スゲーな。やっぱ凝ってんね」



入り口からして雰囲気が!!