善にはなにをあげたら喜ぶ!?



欲しいものってなに!?



とりあえず放課後にエミと向かった地下。



「コートにしようかと思ったんだけど…」

「買ったら怜自身に使うお金は余りそうもないわね」

「冬休み入ったら庶民のお店で買うことにする…」

「そうしなさい。じゃあ行くわよ」



結局、エクステはバカ高くてやめた。



冬の新色だって言うカラーを選び、髪を染めただけ。



ネイルもしたもんね!!



「カワイイけど自分でできたら安く済むなぁ~」

「自分でやりたいなら講習会に登録したらいいわよ。初回の入会金だけで参加はいつでもOKなの」

「そんなのやってんの!?」



貧乏なあたしには自分でどうにかするしかない。



エミに進められ、美容関係の講習会に登録した。



習い事感覚らしいし。



よし、頑張る。



超いい女になって、それで善があたしから離れられなくなるようになったらいい。



とにかく、あたしの目標は善のタイプの女だから!!