結城さん、課題がひとつ増えたよ。



あたし、立派なお姉さまになるからね。



「エミ、エミんちのネイル格安にならない?」

「私と行けばなるわよ。急に女に目覚めたのかしら?」

「善を見返してやんの。髪切るんじゃなかった~…」

「エクステにしたらいかが?」



そんなお金あるかな…。



株でもうけたお金は卒業後のためにあんまり使わずに残しておきたい。



「結城さん、あたしの株でもうけたお金ってどれくらいあります?」

「前回損してるので84万程しかございませんが」

「10万、学園カードに落としてください」

「なぜです…?倹約家のあなたが…」

「キレイになって善をビビらせるんです!!たまには自分にご褒美です」

「そうですか。かしこまりました。しかし…じきにクリスマスですが…」

「それって…善にプレゼントあげなきゃならない感じ!?」

「えぇ、では考えてお使いくださいね」



クリスマスなんて無縁だったから全く気にもしてなかったよぉ~!!