【続編】長男のカゴ

音階すら微妙なほど音楽はダメダメのあたし…。



教室に行き、善に聞いてみた。



「ピアノ?まぁ…普通に弾けるくらいだな」

「なんで!?体育会系じゃなかったの!?」

「ガキん時にピアノとか弦楽器は一通りカジったし。ピアノの先生が超美人でさ~、俺のタイプど真ん中だったなぁ~」

「は…?」

「俺って年上好きじゃん?」

「知らねぇよ、ボケ」



年上が好きなら何であたしと付き合ってんだ!!



善、マジでムカつくぅ~…。



「怒ったのか?」

「別に。興味ないから」

「とか言って、実は超ヤキモチ妬いてんだろ~」

「善が年上好きならあたしはなんなんだ」

「怜は別だよ~。お前は特別だからな」



髪のばしてやる…。



超お色気お姉さん目指してやるからね!!



たまには善を見返してやるんだから。



「今に見てろ、バカ善」

「なんだよそれ」

「あたしにメロメロになったって知らないからね!!」

「あははっ!!メロメロにさせて~」



頑張るもん!!