【続編】長男のカゴ

食ったタルトは甘くてうまい。



俺はタルトより怜を食いたいんだけど~!!



我慢しとこ…。



1時間しかねぇなら慌ただしくなりそうだし…。



「怜とする時はじっくりがいいよな~」

「へっ!?」

「適当に怜に触れたくねぇじゃん?」

「何でそんな話しになってんの!?」

「あははっ!!大好きだ、怜」

「何で善はそんな恥ずかしいこと言うの!!顔が熱い…」



フォークを奪い取り残ってるタルトを早めに怜の口につっこんだ。



タルトより俺に構えよ。



「最後のひとくち」

「早いっ…」

「ごちそうさまは?」

「ごちそう…さまでした…」

「ベッド行こう」

「待って!!紅茶残ってる!!」



紅茶を飲んだ怜が俺の座るベッドにやってきた。



1時間抱きしめる!!



「うぅぅぅ~…。善だ…」

「やっと落ち着いたな」

「うん…」

「遠足楽しみだ」

「善と一緒に…行ける…」

「冬休みは一緒にいよう。離したくねぇから…」

「大好きぃ…」



今の俺、怜にメロメロ。