【続編】長男のカゴ

善の部屋の前で立ち止まった。



繋いだ手を離せない。



また善と会えなくなってしまうような気がしてすごく不安になる…。



「怜、離さなきゃ部屋入れない」

「ヤダ…」

「じゃあ…シャワー浴びて着替えといで」

「えっ?」

「20分以内にヨロシク」



そそそそ、それって…。



急に顔に熱が集まった。



熱い…。



あたし…やっぱり善と離れたくない…。



急いで部屋に戻り、シャワーを浴びてから着替えて善の部屋。



コンコンッと小さくノックをすると、内側から開いたドアからは着替えてる善。



ゆっくり中に入ると、善に強く抱きしめられた。



「留学中、怜に会いたかった…」

「あたしも…善に会いたかったよ…」



フワッと浮いたカラダは当たり前のようにベッドの上。



熱い視線が刺さって、カラダはカチカチになった。



「カギもかけた。今着いてる盗聴機能はブロック済み」

「いつの間に?」

「誰にも邪魔されたくねぇんだ…」



そう言って愛おしそうに頬を撫で、チュッとオデコにキス…。