【続編】長男のカゴ

授業が始まる前に雷に電話で雪村のことを伝えた。



やっぱり2、3日中に来るとのこと。



怜と全くはなせなかったな…。



髪、切ったのか…。



ボブもいいです…。



似合います…。



抱きしめたい…。



授業は相変わらず楽しかった。



1時間目がやっと終わった…。



「怜っ…」

「善、お前いねぇとつまんねぇんだよ」

「マック…」

「学祭、マジで普通過ぎた」

「そっか…。わりぃ、ちょっと怜と話す」

「あぁ、行ってこいよ」

「また後でな!!」



次の授業の準備をしてる怜は俺と目を合わそうとしない。



横に立つと、動きは止まったのに顔を上げない。



「話し、しよっか」

「何…を…?」

「泣きそうじゃん」

「そんなこと…ないよ…」

「保健室行こうか」

「うんっ…」



ポタポタッと涙が落ち始めてる…。



近くにいた西岡に保健室に行くと伝えた。



手を握って歩き出した。



「善様、どちらへ?」

「保健室。結城はいらない」

「かしこまりました」



早く…ふたりになりたい…。