【続編】長男のカゴ

結構食べて、午後の授業に専念。



お腹が苦しかったけど、それは気にしないことにして。



部屋に戻った時、初めて善のケータイが鳴った。



「は、はい…」

「もしもし?怜?」

「善っ!!」

「ササ君から聞いたよな?」

「うん…」

「1ヶ月ダラダラしてんのもイヤだったからちょっとイギリス行ってくる」

「どうして?急すぎるよ…」

「悩んだ結果だから。なんか行動しなきゃ、俺がなんにも変われない気がして」

「わかった…」

「雪村は?なんか行動起こしたか?」



授業に出てこないことを伝えた。



安心したような善の声にウルッとしてしまう…。



会って抱きつきたい…。



「怜、別れようか」

「えっ!?意味がわからない!!」

「ササ君には俺から言っとく。ケータイは結城にでも預けといて。とにかく、何も考えたくねぇからさ。今の怜は邪魔だ」

「善っ…そんなのヤダってば!!あたし足手まといにならないように頑張るからっ…」

「時間だから。次は学校で友達として会おうな?じゃ、バイバイ」



一方的に電話が切れた。