【続編】長男のカゴ

ん~!!



俺の中に入れちゃいたい!!



怜はやらん!!



「今日ここで寝る…」

「お互いの部屋に寝泊まりはダメでしょ?」

「だって最近怜と寝てねぇんだもん…」

「ワガママだな」

「別にいいじゃん…。このまま食わせてくれたら安心もできるんだけど」

「なんでそんなに…そういうことしたいの?」



なんで?



ん~…。



何でだろう…。



「好きだから?」

「ヤバい。ストレートすぎて恥ずかしい…」

「だって怜ちん、俺んだから…」

「なんか甘えん坊…」



このまま寝れたらいいのに…。



メシの時間、隣に座った怜にマナーを教えつつ離れたくない欲求が山盛り。



「明日休みだからずっと怜といる」

「善の部屋でイイ?」

「うん。お昼寝するからな」

「なんかあったの?そんなにベタベタ」

「うっせ。別にいいだろ」



雪村が入れないくらいラブラブになって、そんで絶対誰にもやんねぇ。



今いちばん大切なのは、たぶん怜。