結局逃げられて、怜はグラマラス系の山田と古谷の彼女、タマちゃんと遊び始めた。



タマちゃんもカワイイ。



童顔で小さくて、古谷とお似合いだ。



「古谷、タマちゃんって普通の家か?」

「両親医者~。中学の時からだから親公認」

「へぇ~。遠距離は大変そうだよな」

「そうだね。タマの心変わりが心配だね。だから日本に帰国したら縛っとくんだ~」

「どうやって?」

「カラダで」

「お前そんなキャラじゃねぇよ~…。古谷のイメージ壊れちまう…」

「大事でしょ、相性とか。僕しかダメになったら、どこに浮気してもタマは戻るから」



それ、古谷なりに不安なんじゃねぇの?



本当に好きなんだな、タマちゃんのこと…。



「ゼンゼンの隣の部屋だからな~…。声聞こえても知らないふりしといてね」

「押さえていただけたら嬉しいんですが…」

「努力する~」



それでなくともムラムラしてんのに…。



手を出すタイミングもよくわかんねぇし…。