亜実と同じクラスになった。 これは予想はまったくしていなかった。 離れるものだとばかり考えていたから。 やつは、和真は。 別のクラスになったようだった。 『まあ、またみんなで遊ぼうね』 『ああ、そうだなー』 そう微笑みかけて、亜実は決められた席へついた。 新しいクラス、クラスメイト。 見たことある人もない人も、これから1年間よろしく。 そんな気になった。