「そんな変態ほっといて、行こ。ユウコ」 「おう!!」 そう言ってユウコはミズキが握っている手とは反対の手を握ってきた。 二人の体温が手からゆっくり伝わってくる。 だんだんと深くなっていく。 わ、忘れていた・・・・・・。 あたしはなんて重大なことを忘れていたんだろう。 ここまで来て気づくなんて。 ど、どうしよう。 レナ。 いま、ちょーピンチ!!