「うん、だってユウコが必死に選んでくれた奴だもん。」

「えー。じゃあ俺だって必死に探したよー。」

アサが口をとがらす。

口が3みたいになってるし・・・・。

「決まったなら行くぞ。」

「うん。」

「お、終わったか・・・。」

「あれ、どこ行ってたのミズキ?」

「べ、別に。」

少し顔を赤くするミズキ。

「どーせ、直視できねぇから、どっかに逃げてたんだろ~。ミズキちゃ~ん」

「ち、ちげぇ!!」

ここに、カラ第二号がいる。

カラがいないからと油断したあたしがバカだった。