「嫌じゃ、ないですけど…」 「仕方ないなー、わがままな生徒会長さんだ」 先生はクスクス笑えば、僕を軽々と持ち上げ一番奥のベッドへと足を向ける。 曇りガラスには、生徒の人影がうつれば消えての繰り返し。 透明じゃなくて良かった。そう胸を撫で下ろすのも習慣化している。 安っぽい洗剤の香りがするシーツ。 ふかふかのベッドに身体は沈み、先生が膝を立てればギシッと鈍い音を立てた。 「さぁ、続き…しようか」