「ところでその優希の
好きな人の見た目は??」

「ん?えーと...
黒髪で時々メガネで
大人しい感じ??」

「ふふっ。
まったくといっても
いいくらいの正反対(笑)」

「(笑)とかつけんじゃねー!!」


綾ちゃんがまたキレた。

今日で2回目だよ。


「また私にも教えてね?」

「うんっ!」




わーい♪

2人に見てもらえるかなぁ♪



私は思い出旅行と

2人に如月さんを

紹介できると思って

浮かれていた。


「ほら、職員室行くぞ。」

「うんっ!」

「へいへい。」


...職員室のこと

すっかり忘れちゃってたけど。



さーて...

先生に何言われるか

ひやひやしながらも

覚悟を決めてドアを開けた。