「……何ですか?」 「葵、部屋にあったアドレス、千里のだろ。」 俺は目を見開いた。 「何で知って……」 「綾に“部屋片付けるから葵の部屋で待ってろ”って言われて部屋押し込められたら、床に見覚えのあるアドレスと名前書いて合ったから。」 成る程。 俺がひとりで納得していると、 「本気……なんだ? 千里のこと。」 「はぃ。」 俺が頷くと、武志くんは満足そうに笑った。 「そっか。俺は応援できねぇけど、頑張れよ。」