「おい、俺だけ仲間はずれかよ?」


三人で話してたら、
高山謙治(タカヤマケンジ)が私の後ろからフッと現れた。


「へぁ……ッ!!」


謙治の突然の登場に、
なんとも間抜けな声をあげた私。


武志、綾、謙治の三人が私の反応に笑い転げる。


「“へぁ”って……!!」

「女度0!!」

「それじゃ、いつまでたっても彼氏できねぇぞ!!」


余計なお世話だっつの……。


「……。」


私は三人を白けた目で見た。


これが、いつもつるんでる私たち四人の日常……。