「?どうしたの??」


私は綾に聞く。


「ううん。なんでもない。」

「こりゃ、本格的に謙治が怒るぞ。」


武志はニヤッと笑った。


「はぁ?」

「ふふっ、さぁさぁ、食べましょうか。」


私たちは、雑談しながらご飯を食べ終えた。


「……ありがとうございました!!」


私は玄関で見送りに来てくれた綾と綾のお母さんに頭を下げる。


「いえいえ。
よるごはん手伝ってくれてありがとね。」

「ぁ、いえ。
ごはん、とっても美味しかったです♪」


私はお礼を言って綾の家を出た。