「はぁ、はぁ、」 電話が鳴る。 画面を見ると、 “着信 南葵” ピッ。 「もしもし?」 “ぁ、千里さん、おはよう。” 「おはよ。」 “声、聞きたかったから。 ぁ、今大丈夫だった??” 私は、 「うん。全然大丈夫。」 葵くんの声聞くためなら、無理してでも大丈夫になるよ。 “そっか。 ぁ、関東大会、観に来てよ。” 「うん。いつ??」 “7/29。” 「来週かぁ。今、厳しいでしょ、頑張ってね!!」 「はい。」 私と葵くんはクスクスと笑う。