「葵くんって、センスいいね!!」 私はレジに並びながら、葵くんと話す。 「いやいや、 ……でも、千里さんの好みにあっててよかった。」 「選んでくれて、ありがとね。」 「次のかたこちらへどうぞー。」 私がレジに向かおうとしたら、 「じゃあ、最後まで面倒見させてくださいね?」 そう言って、私を追い越していった。 手にネックレスを持って……。