「ん、みかんとずっと一緒にいるって約束!!」

そう言って右腕の指を指きりげんまんの形にして目の前に出す蜜柑。


顔を見合わせ、しょーくんとまーくんは苦笑いしてからみかんと指きりげんまんハリセンボンの歌を歌ってくれた。


満足した蜜柑はあくびをするとそのまま翔太の胸で眠ってしまった。


「あれ?もしかして俺たちの一世一代の告白は流された?」

翔太が茫然と呟く。


「この分だとみかん、起きたら告白されたことさえ忘れてるぞ」


まーくんこと真人が翔太の肩を叩いた。



「はぁ、なんで俺たちってこんなにも報われないんだろう」

「言うなよ相棒、よけい切なくなるだろ?」







ちゃんちゃんエンド