しぼったミルクを持って

家へ戻った時、

食卓にはフランの姿もあった。


『あ、ジオ帰ってきた。

お帰り。ご飯にしよう』


キミはジオの元へ飛んでいき、

出迎えた。


「……ただいま。キミ(ミル)」


ジオは愛しい者の前でしか

見せない柔らかな笑みを

浮かべて言った。