「そういや、歳はいくつ?見た感じ、同年代みたいな気がするけど。」

オレはアイビィとアユサを交互に見た。
しかし、アユサはオレと目が合うなりそっぽを向いた。

それに気づいたアイビィは

「ああ、この子すごい人見知りで愛想ないから気にしないで。」

と笑った。



初めて会った時はすごいベラベラ喋ってた気がするんだけどな…。

と昨日、アユサに町で襲われた時のことをオレは思い出した。


「えっと、私もアユサも18よ。」

アイビィはそんな弟の態度には慣れている様子で、オレに笑いかけながら言った。


「えっ?アイビィたちって双子なの?!」

「ええ。」

年齢がオレより上だということにも少し驚いたが、何より、双子だという事実には心底驚いた。


「そんなに驚くこと?」

「えっ…いや、…何かアイビィが落ち着いてるからか、2つくらいアイビィの方が上かと思ってた。」

オレはまた2人を交互に見た。するとアイビィは口をへの字に曲げ、

「私そんなに老けてないわよ。」

と怒ったそぶりをした。



それから数分後、シュウがホットドッグとカップの飲み物を人数分抱えてやって来た。


「いや〜やっぱメシっつったらコレだろ!」

とシュウは満足そうに口を開け、ホットドッグを頬張った。


「もう、そこの角を曲がったらすぐ着くよ。」

とオレもホットドッグを食べながら、カリザの店の場所について指で指しながら2人に説明した。


「どんなところか楽しみね。」

と目を輝かせるアイビィ。


ふと思ったが、

2人は今までオレを捜し求めて旅をしていたらしいけど、ホントにそれだけの為に旅をしてて、こんな風に楽しんでいたことって少なかったんじゃないかな…。


オレは楽しそうに笑うアイビィの横顔を見つめた。