「遅いよ、シュウ!!
中々現れないから焦ったじゃん!」
「悪い、悪い。」
シュウは軽くオレをかわすように言った。
本当に悪いと思ってんのか!?
すると、その場の空気が少し淀んだ。
それがあの姉弟から放たれているものだということを理解するには時間はかからなかった。
「ふ〜ん……。あなたが相棒サンなのね。」
「これで役者が揃ったってわけか。」
…笑顔で言ってるものの、2人はそれとは逆に寒々しい空気を放っている。
……殺気……。
「へぇ、何だかやる気じゃん。」
「呑気に言ってる場合かよ!」
オレはそう言ったものの、
シュウの奴も楽しそうにしている。
…本当にバトル好きなんだから…。

