その人がまたガードが固くて、目に入る場所で練習を見学していようものなら、バスケットボールの剛速球が飛んでくるという、難儀なバイオレンス野郎だったのだ。 だから、遠巻きに安全に、先輩を観察出来る場所が必要だったってわけ。 で、花那の恋が結局どうなったかというと、周囲に混沌と混乱をまき散らしながらも、紆余曲折を経て見事結ばれたのだ。 それはまた、別のお話ではあるけれども。