バカ。 意地悪。 「話くらい聞いてくれたっていいじゃない!!!!」 ーバタンッ あたしはリビングから飛び出る。 足を止める事なく階段を上がり自分の部屋に入った。 ーズルッ 扉に寄りかかりながら床に崩れ落ちる。 学ラン金髪男子の………バカ。 あたし達の距離は昨日よりもずっとずっと 遠くなっていたー……。