「・・・もういいよ。」 といって、翔貴は私にキスをする。 軽い、ソフトなキスだった。 切なそうな表情。 何でそんな顔をするの? 「もう着くな・・・。」 もの足りないよ。 もっと欲しいよ。 って、わたしは欲求不満か! 「出るか。」 私達は遊園地を出た。 「うん。ね、晩御飯どうするの?」 「秘密。」 えー? なんなのー?